自転車歴5年の内、2年程、このタイヤを履いています。今更感ありますが、インプレしてみたいと思います。インプレは、最後に書いてあります。
重量比較
他社のオールラウンドモデル、ベースモデルと比較してみたいと思います。
価格も分かるように、ネットショップサイトを載せておきます。正確な価格は、クリックして各サイトで確認して下さい。(そのうち25Cに変更すると思いますが、今は実際に使っている23Cにしています。)
一覧表
一覧表、簡単な説明の順で載せておきます。
メーカー | 23C | 25C | 28C |
AGILEST | 180g | 200g | 210g |
P ZERO RACE | — | 205g | 225g |
EXTENZA R1X | — | 215g | 235g |
ASPITE PRO RBCC | — | 220g | 250g |
GP5000 | 200g | 225g | 240g |
CORSA | 210g | 200g | 250g |
ブリヂストン EXTENZA R1X(-/25C/28C)
ワイドリム化に対応したタイヤ
ロードバイクのディスクブレーキ化に伴い、ホイール、タイヤにも変化が起きています。ブレーキはディスクが担うことで、リムをワイド化させるなどホイールが変化しました。ホイールの変化にともないタイヤも変化しました。タイヤの規格も変わりました。
そういった状況に対応すべく、ブリヂストンのタイヤもリニューアルしています。
R1XとR2Xの2モデル?
サイトを見る限り、R1SやR1Gなどモデルが見つかりません。R1X、R2Xの2商品に絞ってそれらにR1SやR1Gの性能をまとめたと推察します。
変化点
サイトから分かるのは、2点です。ひとつは、「23Cが無くなり28Cが登場した。」もうひとつは、「重量が重くなった。」です。
モデル | 23C | 25C | 28C |
EXTENZA R1X | — | 215g | 235g |
EXTENZA R2X | — | 245g | 270g |
次のような構図になっていると思われます。
重量増・接地面積の増加>>>グリップ性能・耐パンク性・耐摩耗性向上
まだ使ったことが無いので、機会が有ったら使ってみたいと思います。
ブリヂストン EXTENZA 旧R1X(23C/25C/-)
最軽量のエクステンザ R1X
エクステンザは、最近出たコンチネンタルのGP5000よりも軽いです。2、3年前からラインナップされているタイヤなのに、今でも最軽量級タイヤとして存在しています。
メーカー | 23C | 25C | 28C |
EXTENZA R1X | 180g | 190g | — |
EXTENZA R1S | 145g | — | — |
EXTENZA R1G | 185g | 195g | — |
トレッドパターン(溝)は有りません。スリックタイヤ、つるつるです。
エクステンザの最軽量はR1S。ハイグリップモデルはR1G。
インプレッション
旧型のR1Xのインプレです。タイヤサイズは23Cです。
〇 世界No.1自動車タイヤメーカー
サイクル業界=欧州というイメージがあります。視点を変えて、自動車タイヤ・ゴム業界No.1かつ国産メーカーと言えば、ブリヂストンです。
そのブリヂストンが作ったタイヤなので、性能、品質共に信頼出来ると思います。
国内で自転車ロードレースチームを持っていて、Jプロツアーに参加しています。それなりのものを作っていると感じます。
追記 2021年5月末
トラック競技用のバイクを目にすることは多いのですが、トラック用バイクの遺伝子を引き継いだ本気のロードバイク「RP9」が2021年9月に発売されます。ロードバイクも本気だぞ!と感じられます。
〇 グリップ力(ドライ、ウエット)
実装して走っていても、高いグリップ力を感じられます。富士ヒル2019の大雨でのダウンヒルでもタイヤに対する不安感は全くありませんでした。トレッド溝が無いのに不思議です。
(そういえば、前日会場で雨なら下山時は少しエアを抜いて下山するようにアナウンスがあって実行していました。)
レースイベントでは、100キロソロ中の中、ヒルクライム下の下の私にとっては、これで十分と感じています。しかも若干であっても軽いというのは、後半ダレた体には有利に働くと思います。
諸々を考慮すると、もっとフューチャーされてもいいのではないかと個人的には感じています。
△ 衝撃吸収
タイヤが硬いです。小さい石とか、ちょっとした路面の凸凹でも、ハンドルに振動が来ます。
ロードバイクの振動ってこんなもの、だと思っていたのですが、GP5000を履いて、タイヤの特性の一部だと知りました。
△ 5,000kmは持たない
ゴムが破けてライナー(ケーシング?)が剥き出しになりました。この状態でパンクしなかったのは幸運だと思いますし、評価出来る点だと感じました。
この時の使用距離は、3,500km位です。4,500~5,000km位持って欲しかったです。3,000km使えれば最低ラインは確保出来たと考えるのがいいのかも知れません。
メーカーのサイト見直すと耐摩耗性はラインナップの中ではあまりよくないようです。穴が開かなくても3,000~3,500km位なのかもしれません。5,000km位使いたいなら、R1Xよりも耐久性の高いRR2Xのようです。
コンチネンタル GP5000でも5,000kmは持たなそうなので5,000km持って欲しいというのは求めすぎかもしれません。
ゴムが剥けてしまった原因かもしれない行為(3点)
何が原因で向けてしまったのかについて考えてみました。
①低速時に緊急回避する為に急ブレーキをして、後輪ロックさせた。スライドして滑りながら車体が横向きに止まった。
横方向の負荷とアスファルトの凹凸とで向けてしまった可能性があります。
②一般道路の路肩を走っている時にそこそこ大きなゴミを踏んづけてしまった。
そのゴミが鋭利な形になっていてトレッドをえぐった可能性があります。
えぐれた箇所以外にも傷がついていたので結構色々な物を踏んで傷を付けていたのだと思いました。
③凄い荒れた路面を走った。
車体が暴れる位荒れた路面を走ったことがありました。荒れた路面と暴れたロードバイクとでタイヤが傷んだ可能性があります。
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