若手選手育成に注力することの重要性とツール・ド・ラヴニールに選手を派遣する意味

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ロードバイク

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日本自転車競技連盟(JCF)は、限られた資金を効率よく活用する為にトラック競技に注力していています。トラック競技は世界に通用する選手が沢山います。梶原悠未選手は、世界選手権(オムニアム)で優勝、東京オリンピック(オムニアム)では銀メダルを獲得し、地上波のスポーツニュースなどで紹介されています。

連盟もスポンサーも、世界的な競争力がある競技に注力するのは当然のことで、自転車競技=競輪=(公営)ギャンブルという負のイメージを払拭し、同じ公営ギャンブルの競馬の様にカジュアルな一面もあります。といった風に、イメージの向上をしたいのかもしれません。

一方、サイクルロードレースについては、残念ながら世界的な記録を残せていません。長い間トップカテゴリーで活躍している(若しくはしてきた)選手も、片手で数えるほどに留まっています。

ツール・ド・ラヴニール(フランス/2023)に選手団を派遣する為に行っていたクラウドファンドやドキュメント「日本代表 世界の頂点へ挑む!(初回放送:2024年1月5日)」を見て思うところがあったので、まとめてみました。

日本代表 世界の頂点へ挑む! 前編 (NHK)

若い選手が活躍

ここ数年、世界的なロードレースで若い選手が活躍しています。2019年のツール・ド・フランスエガン・ベルナルが22歳で総合優勝、翌年の2020年から連覇したタデイ・ポガチャルは、22、23歳でした。総合優勝した平均年齢は、過去10年だと約27.5歳、過去5年で見ると約24.0歳です。ここ10年、5年を比較しただけなので、ただの偶然かもしれませんが、若い年齢であっても実力があればトップチームに所属しエースとしてチャンスを与えられているからこその結果と言えます。

日本国内に目を向けてみると、チーム数、レース数が増えて全国的な広がりを見せています。レース数が多くあることは、若い選手が高いレベルでの走りを体感できるチャンスが増えたと言えます。これが公的な補助金による助成の恩恵であるなら、限定的なものになってしまう心配もあります。

国内で広がりを見せている一方、国内レースと欧州のレースの両方を走ったことがあるほぼ全ての選手が、両者は似て非なるものと語っています。

若手に注力する意味

早い段階で様々な経験をするは、「世界に挑戦する。」「国内で活躍を目指す。」「競輪などサイクルロードレース以外の自転車競技の道に進む。」「趣味とする。」など、多くの選択をすることができます。

経験し、視野を広げ、納得のいく決断をして欲しいです。その結果、「世界に挑戦する。」を選択し、世界的に活躍する選手が現れ、サイクルロードレースファンをワクワクさせて欲しいです。

ツール・ド・ラヴニールに派遣する意味

公式サイト
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毎年9月頃にフランスで行われるU23のステージレース。優勝選手が後にグランツールで活躍することも多く、若手選手の登竜門的大会となっている。

Wikipediaより要約

前述したエガン・ベルナルは、2017年(20歳)に優勝し翌年に強豪チーム・スカイ(現イネオス・グレナディアス)に移籍しています。また、タデイ・ポガチャルも、2018年(20歳)に優勝し翌年にUAE チーム・エミレーツに移籍しています。

登録チーム数ピラミッド

このレースで、大凡総合20位以内に入るとワールドチーム、プロチームから声がかかると言われています。国内では、コンチネンタルチーム所属であってもプロと言われますが、世界的には、ワールドチームとプロチームに所属している選手だけがプロ選手と言われています

ロードレースは上の絵のようなチームカテゴリーと、レースをランク分けしたレースカテゴリーが存在します。レースに対して出場できるチームカテゴリーが決められています。トップレベルのレースに出場することは簡単ではありません

ツール・ド・ラヴニールは、早い段階で世界のレベル、ラインレース、ツアーレースを知ることで、世界に行くためには何が足りないか、どんなトレーニングをしたらいいかを学ぶことができる最高の機会です。

2023 ツール・ド・ラヴニール(フランス)派遣選手団(JCF)

ツール・ド・ラヴニール 2023の成果

エースの留目夕陽選手が日本人歴代最高順位の総合24位で、鎌田晃輝選手、津田悠義選手が完走しました。選手6名、スタッフ6名で参加できたことによる結果だと思われます。

EF
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留目夕陽選手は、翌年の2024年からワールドチームのEF EDUCATION – EASYPOSTと2年契約を結んでレースに出場しています。それまでは、EF EDUCATION – EASYPOSTの下部チーム、EF Education-NIPPO Development teamに所属していました。

様々な支援方法

「U23全日本チームをツール・ド・ラヴニ―ルに派遣する。」と言うのは決して簡単なことではありません。個人を派遣するのではなくチームで参加することがとても重要ですが、初めに書いたようにJCFの支援だけでは十分ではありません。

クラウドファンドに参加する

近年、自転車を使って個人で何かに挑戦するときやイベント開催、新商品のリーリースなど様々な試みや挑戦に対して、クラウドファンドを活用した資金調達が流行っています。

ツール・ド・ラヴニ―ル2023に理想の体制で選手団を派遣する為に、不足している資金をクラウドファンドを利用して補いました。このクラウドファンドは、目標金額を達成することができました。

資金が足りない場合、自己負担での参加となります。マイナースポーツ、アマチュアスポーツはこれが定番で、実力はあるのに参加できないという人が出てくることがあります。金銭的な理由による辞退者を避けるという意味では、今後も重要な役割を果たしてくれると思います。但し、今後もクラウドファンドによって、頼る形になってよいのかという疑問は残りますが。(慢性的な資金不足は健全とはいえず、支援疲れする人がでてくる可能性があり、徐々に資金調達が苦しくなる可能性がある。)

次世代プロロードレーサー輩出プロジェクト (RTA)

JCFのスポンサー企業を知る

この記事を読んで下さっている方は、恐らくサイクリストだと思います。であれば、スポンサー企業を知り、その企業が提供する商品を購入したり、サービスを利用したりすることで間接的な支援もひとつの形だと思います。

ロードバイクを趣味としている人の中で、サイクルロードレースに参加しているか、興味がある、応援したいと考える人は限られます。それでも、トラック競技参加者、またはトラック競技を応援している人よりも多いと思います。

であれば、スポンサー企業に「ツール・ド・ラヴニール派遣に協力しよう!」と思わせることが大切です。スポンサー企業の商品を購入したり、サービスを利用したりしたら、SNSで#(ハッシュタグ)を付けて投稿します。この活動が広がれば、意外と効果はあると考えます。

ハッシュタグの内容は、

#ロードトゥラヴニール #RTA #ツールドラヴニール #ツール・ド・ラヴニール #ツール・ド・フランス

が、良いかと思います。

以下のスポンサー企業の詳細についは、JCFの公式サイトで確認して下さい。

サイクルジャージに載っていた企業

「日本代表 世界の頂点へ挑む! (NHK)」を見て、ジャージに載っている企業を上げました。

スバル

自動車メーカーです。特に説明する必要はないと思います。

イオン

国内最大のスーパーマーケット。自転車を取扱うイオンバイクがあります。

INPPO

土木建設業。道路工事などを主としていて、トラック競技場など高精度の舗装技術を有しています。

パールイズミ

日本のサイクルジャージメーカーです。

Rakutenドリームス

競輪(車券)をインターネット購入できるサイトです。

競輪

競輪収益で振興支援事業で、JCFなど自転車関連の事業を支援しています。

JA共済

文字通りです。農協の共済(保険?保障?)事業です。

Kabuto

自転車用ヘルメット、オートバイ用ヘルメットなどのメーカーです。

日商エステム

不動産業。分譲住宅の供給からビル賃貸管理など、不動産に関係する事業を手掛けています。

東港金属

JCFのメインスポンサーのひとつcyclersのグループ企業。金属リサイクル事業を担っています。

メインスポンサー企業

cyclers

サイクルジャージに載っていた東港金属の親会社で、自転車関連製品の卸売りをしている企業を含めたグループ企業を統括運営しています。

Q36.5

サイクリングアパレルの会社で、JCFのリンク先はECサイトになっています。

TSP太陽

各種イベントの企画制作、会場の設計施工、運営管理、関連設備のレンタルなどを行っている会社です。

SPEEDチャンネル

競輪をはじとした放送をしています。スカバーやケーブルTVなどいくつかの視聴方法があります。


以下説明済み企業です。

スバル

パールイズミ

イオン

INPPO

Rakutenドリームス

JCFサプライヤー企業

ブリヂストン、ビットリア、JAL、和光ケミカルなど

詳細についは、JCFの公式サイトで確認して下さい。

海外に挑戦したいと思っている若者に

まずは知ろう!

海外進出を応援している企業

日本人・日本の文化に理解があり、傾向的に足りないものが何なのかを理解しているので、国内企業がサポートしているチームに所属すること一番の近道です。

井上ゴム工業

iRCのブランドで自転車・自動車タイヤ、車いすホイールを製造しています。ベルギーを拠点にして若手選手の育成などを目的にした、TEAM EURASIA iRC TIREをサポートしています。

iRC(自転車)公式サイト内に、TEAM EURASIA iRC TIREに関する記事(サイスポ)が読めます。


iRCさんのリンクがおかしかった(後半の記事が正しくリンクしていない)ので載せておきます。

サイスポさん前半記事

サイスポさん後半記事

NIPPO

建設業。道路の舗装などを行っています。ENEOSホールディングスの関連企業です。

EF EDUCATION – EASYPOST、EF Education-NIPPO Development teamをサポートしています。

NIPPO公式サイト


EF PRO CYCLING公式サイト

二者が協力

コンセプトが一致しているので、長く続ける為に良い決断だと思います。

南仏クラブチーム「NIPPO-EF-Martigues」所属選手発表
NIPPOとEFエデュケーションファーストがメインスポンサーを務める育成チーム「NIPPO-EF-Martigues(NIPPO・EF・マルティーグ)」の所属選手を紹介いたします。 チームのスローガンは「選手の成長と国際競争力を学ぶための意

国内チームの属性を知る

海外に挑戦するにあたり、国内であっても、集団走行や数値的なものはレースやトレーニングで得ることはできると思います。どんなチームに所属し、いつまでに何をするのか、目標を持って行えば道は開けると思います。但し、やみくもに行動するのではなく、行動し調べどんな計画をたてるかが重要です。

Jプロツアーに参加しているチームの中には、UCIにコンチネンタルチームとして登録して参加しているチームとJBCFだけに登録しているだけのチームがある。

JBCFだけに登録しているチームは、国際試合には参加できません。(招待されれば出場できるようですが。。。)JBCFに登録しているだけのチームがダメと言っているのではなく、弱虫ペダルサイクリングチームの様に若手育成を主目的にしたチームもあるので特性をしっかりと理解しておく必要があります。

当然の話ですが、コンチネンタルチームに登録していても資金が無ければ遠征はできませんので意味がありません。更に言えば、所属していたチームを辞めて海外に挑戦することに対して、どう捉えているか、海外チームに対してのコネがあるかどうかも大変重要になってきます。

UCIコンチネンタルチーム

海外遠征ができるチームと言えます。

愛三工業レーシングチーム

JCLチーム右京

キナンレーシングチーム

レバンテフジ静岡

マトリックスパワータグ

シマノレーシング

Sparkle Oita Racing Team

チームブリヂストンサイクリング

宇都宮ブリッツェン

VC福岡

ヴェロリアン松山

ヴィクトワール広島

世界挑戦の前に目指すところ

いきなり「海外挑戦!」といってもそんなに簡単なことではないと思います。まずは、全日本選手権大会ロードレースに出場し表彰台にのりましょう!

そして、外国語を習得しましょう。取り敢えずは英語から。海外のコンチネンタルチームは母国語がメインのようです。

絶対的な指標ではありませんが、歴代の海外挑戦者の経歴は、全日本選手権大会1〜3位の肩書を持った人ばかりです。これが挑戦してみて上手くいくかどうかの目安にはなりそうです。

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