パワーメーター 4iiii(フォーアイ)を買ってみた (インプレ)

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ロードバイク

目標達成のご褒美に、パワーメーターを購入しました。大した目標ではないのですが、次のモチベーションの為にも買いました。

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海外通販サイトで購入

PRECISION 2.0 Shimano 105 FC-R7000 170mm
/ 4iiii (左クランクアームのみ)

を海外通販サイト ProBikeKit で購入しました。

プロチームに供給しているメーカーにも関わらず、他メーカーよりも手頃な価格です。

注文してから、約2週間で到着しました。

PRECISION 2.0 Shimanoの仕様

通信方法  :ANT+、Bluetooth
検出項目  :ワット数 (0-4000W)
       ケイデンス(30-150RPM)
電源    :ボタン電池(CR2032/100時間以上)
電圧低下通知:Edge 520Jで動作確認

購入前の干渉確認

隙間確認
見づらくてスイマセン

クランクアームの内側に、4iiiiが付きます。元々クランクアームとフレームの間隔が狭くて、4iiiiの付いたクランクを回した時に、チェーンステーなどのフレームに干渉する場合があります。購入前に確認して下さい。
全てのロードバイクで確認が必要ですが、特にミドルグレード、エアロ系のロードバイクは確認が必要です。

クランク軸中心から約50mmの位置を開始点として、開始点からペダルに向かって100mmの間に単四電池(φ10mm)が通れば干渉しないようです。因みに、PRECISION 3.0は、8mmの六角レンチが通れば干渉しないようです。

干渉確認
分り難いですが絵にしました

数ミリであれば、スペーサーなどを入れて対応する等の方法があるようです。詳しくは、4iiiiのサイトで確認して下さい。私は、見つけることができませんでした。

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ペダル交換

クランクセット FC-RS500に付くか

クランクセットは、買った時のままなので、FC-RS500が付いています。

Tiagraと105の中間グレードでTiagra寄りと書いている人がいました。私はTiagraだと思っていましたが、確かにTiagraだと、10速なのでスプロケとかも違うでしょうし、インナーとアウターの間隔も違うかもしれません。中間グレードという考え方が、あっているのかもしれません。

とは言え、今回はクランクアームなので、ペダルの軸径とアーム長さだけを考えればいいので、恐らく同じだろうから交換できると考え、購入しました。

万が一、付かなかったときは、中古買取りしてもらうか、ネット販売すればいいや、と思っていました。

作業

パワーメーター付きのクランクアームが届きました。シンプルな梱包ですが問題なさそうです。

ドキドキしながら交換です。テスト用電池だと思いますが、付属しています。

必要な工具

  • 六角レンチ
  • クランク取付工具
  • グリス

穴位置と径を見ながら、取り付けてみました。

何の問題もなく、あっさり交換できました。

取付け具合

当然と言えば当然ですが、一安心です。

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サイコンの設定

取扱説明書はありませんでした。箱の蓋裏に書いてあるだけです。書いてある内容を簡単に訳しておきます。

1.クランクに取り付けて、ボルトをしっかりと締める。
2.クランクを3~4回転させてパワーメーターを起動させる。
3.サイコン、スマホとペアリングする。
4.サイコンでゼロ点セットを行う。
5.使ってみましょう。

正確な翻訳ではなく雰囲気です。

サイクルコンピュータのペアリング

サイコンは、Edge 520J / ガーミンです。

取付けられて、うれしくなって適当にやっていたら設定できてしまいました。記憶の範囲で書いておきたいと思います。

1.電源を入れて起動完了状態の画面から、「△」ボタンを押して、ステータス画面に行く。
2.カーソルを「センサー検索中」に持って行き、「→□」ボタンを押す。
3.カーソルが「センサー追加」になっているので、「→□」ボタンを押す。
4.カーソルを「パワー計」に持って行き、「→□」ボタンを押す。
5.ペダルを回す。認識したら設定完了。
※この時、ケイデンスも同時に設定されています。
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外観

写真を撮ってみました。

取付けイメージ1

縁石にペダルを引っかけて写真を撮ったので見づらいです。ただ、パッと見では、あまり分からないと思います。

アップの写真です。

取付けイメージ2

写真では分かりづらいですが、近付くと、形、光沢が違うのがわかります。特に塗装が、ツヤ有りとツヤ消しなでの違いを感じるかもしれません。

正直、乗ってる側は、全く気になりません。

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インプレッション

簡単に表現するなら

この位の力で漕げば、大体○○W位出るんだというのを理解すのにはよい。左右の出力バランスを知りたいなら、片足では不足。です。

〇 違和感なし

4iiiiのインプレではなくて、クランクセット RS-500と105とのインプレになります。重さや寸法など微妙な違いはあると思いますが、ペダルを回していても、全く違和感がありません。

〇 値の信頼性

比較ではなく感覚的なものですが、意識して踏んでいるときは数値はあがりますし、踏めていないときは低い数値になっていて、その変動に違和感はありません。値は信頼できると感じています。

ヒルクライムでみたとき、他の人の出力と時間の関係と、実際に上った時の、出力と時間の関係が大体一致しているので、精度のズレは無いと感じています。

〇 負荷ベースで乗れる

付ける前は、速度とケイデンスを見ながら乗っていました。風の影響があろうとなかろうと、今日は時間が掛かった、今日は早く走れたと、曖昧な基準の中で走ることになります。

パワーメーターを付ければ、今日は〇〇〇Wだったと、負荷ベースで判断・判定できるようになります。

〇 見栄えが良い

ガーミンのケイデンスセンサーを付けていましたが、取付けゴムの劣化が酷いです。クランクアームに付けているというのもあると思いますが、最悪、使っている間に脱落することもあるんじゃないかと思うくらい劣化します。

この心配がなくなりまし、見栄えもよくなります。

〇 ヒルクライムでの利用

速度は、斜度と選択したギアによって大きく変動します。連続的に出せるパワー、一定時間なら出せるパワー、最大パワーを、普段から把握しておくことで、効率よく山を上ることができます。

傾斜とパワー、疲労度などから、ギア選択やペダリングなどを決める指標にできます。

〇 電池低下

電池が低下するとサイコンに表示されます。表示されてからでも、2、3時間は使用出来たので、交換する余裕は十分にあります。

△ 慣れるまで少し時間が掛かる

初めのうちは、数値の変化を見たくなり、左脚を意識して踏んでしまいます。慣れてくると気にならなくなりますが、意識している間はトレーニングの質は良くないです。

資金に余裕があるなら、やはり左右セットの購入を勧めます。

△ ついついムキになる

いつ踏んで、いつ休むのか、サイクリングはセルフコントロールとの闘いでもあります。ワット数を見ていると、のんびり走るつもりが、ついつい踏んでしまいます。

無理せずに踏まずに走るなら、アダプタを使ってフラットペダル化したり、サイクルジャージ以外の服装にするなどして、外から意識を変えるのがいいかも知れません。

△ 電池交換後の反応

電池を交換したあと、データ表示が少し変わったような気がします。恐らくですが、データ送信速度が上がって、負荷表示が頻繁に切り替わるようになるのだと思われます。

✖ 左右負荷のバランスが分からない

当たり前ですが、左だけの負荷しか分からないので、負荷のバランスはフィーリングで感じるしかありません。バランスよく漕いげているかを確認したい場合は、左右セットを購入する必要があります。

〇 質の高いトレーニング

3本ローラーでのワット数がわかりました。大体150~200W出ていました。思っていたよりも出ていると思いました。体重やタイヤの空気圧などで、負荷は変動しますが、もっと低いワットで回していると思っていました。

私はその領域までいっていませんが、ワットを見ながらトレーニングをすれば、質の高いトレーニングができるようになりそうです。

トレーニングには最適です。

? バッテリー低下

使用開始してから約1年半、サイコンに「パワーメーターバッテリー低下」が、不安定に表示される様になりました。

「バッテリー低下」が表示されたので、電池を交換したにも関わらず、サイコンを起動すると直ぐに「バッテリー低下」が検出されました。ライドから戻ってきてこの記事を書いているときに、サイコンを起動させて、確認したら正常に戻っていました。こんな感じを繰り返していました。

このメッセージが表示されても「OK」を押せば、普通に使用できます。ワット(負荷)、ケイデンスどちらも問題なく検出・表示されます。

100円均一のボタン電池が問題だった

数値は確認できていたので、気にせずにそのまま使っていたら、ワットもケイデンスも表示されなくなりました。もう一度、電池交換したら正常に動くようになりました。どうやらボタン電池に問題があったようです。100円均一の電池は気を付けた方がいいです。

正常状態に戻ってからバッテリ―低下

トラブルが解決してから、かなり使い普通の「バッテリー低下」が検出されました。気になったので、古い電池と新しい電池の電圧を測ってみました。

電圧測定

使っていた電池の電圧が「2.958V」、新しい電池の電圧が「3.126V」でした。

定格電圧が3Vなので、3Vを切ったら「低下」となるのかもしれません。2.958Vの状態でもまだ使えているので、完全に使えなくなるにはもっと電圧が低下してからになるようです。

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少しでも興味があるなら購入が吉

片側でもいいので、いつかはパワーメーターを付けてみたいと考えている人は、いきなりパワーメーターを購入した方が無駄な出費が無くなります。

ガーミンのケイデンスセンサーが7,000円位です。片側の4iiiiのパワーメーター(105)が30,000円位で、ケイデンスとパワーを測定できます。若干、屁理屈ですが、いきなりパワーメーター買ってしまえば、ケイデンスセンサー7,000円とパワーメーター23,000円を同時に購入した感じになります。

逆に、別途ケイデンスセンサーを買った場合は、総額が37,000円になり、使わなくなるケイデンスセンサーが無駄になってしまいます。余ったお金で違うものを買うことができます。

余ったお金で何を買うか

私のオススメは、トルクレンチです。価格帯が5,000~20,000円です。中価格帯であれば買えます。もし持っていないなら、検討してみてはどうでしょうか?

【記事】ロードバイクのメンテナンス用にトルクレンチを購入 参考に購入の選定基準を書く

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