自転車運転中の人身事故による、人身賠償金額は、非常に高くなってきています。条例での義務化が進んでいます。
自転車の任意保険の重要性
未知の加害の程度
自転車と言えども、速度によってはかなりのエネルギーを持っています。万が一、人とぶつかってしまったとき、被害者に与える怪我の程度の大きさは未知です。大したスピードでなかったとしても、打ちどころが悪ければ、被害者に大きな傷を負わせることになってしまうことだって考えられます。
高額化する賠償
近年、日本でも賠償額は、高額化してきています。正しくは、高額化したのではなく、「適正な額が支払われる様になってきた。」のだと思われます。
色々な自転車保険のサイトを見てもらうと必ず出てくるのが、自転車事故で死亡した方への賠償額が約9,500万円というものです。
任意保険への加入は必須といっていいと考えます。
任意保険加入義務化している地域
任意保険加入は、義務、努力義務、喚起など、県や地域によって様々です。ただ、住んでいる地域が加入の義務がないとしても、ロングライドなどによって県や地域をまたいだ場合は、その県の条例に準じることになります。
努力義務地域の人が、義務になっている東京都や埼玉県、神奈川県まで足を延ばして走った場合は、自身の地域に関係なく加入の義務が生じます。
ロードバイクを乗っている人は、未加入の選択肢はないといっていいと思います。
加入義務化されている県
山形県、東京都、神奈川県、千葉、埼玉県、長野県、滋賀県、奈良県、京都府、大阪府、兵庫県、愛媛県、鹿児島県
(2021年12月 私調べ)
事故をしない努力をする事
何よりも、事故を起こさないように気を付けなければなりません。どんなことに気を付けたらいいか、いくつか挙げてみました。
- 交通ルールを守る
- スマホ操作はしない
- 自転車の並走はしない
- 片手運転、両手放し運転はしない
- 日常・定期点検を行う
- イヤホンの使用は控える
(音量に注意する)
ルールを守る
車道を走行する際は、左側走行をして、自動車と同じ信号に従う必要があります。忘れがちですが、大切なことです。
スマホ操作禁止
運転中のスマホ使用は厳禁です。少しだけと操作しがちですが、少しの操作であっても駄目です。停止して操作してください。
並走禁止
自転車の並走はしないでください。歩行者、自動車運転者からすると邪魔です。事故誘発の原因になりかねません。
点検しよう 手放し運転禁止
点検を行う、両手放しをしないことで、自身の安全も担保できます。
イヤホン
イヤホンについては、様々な意見がありますが、しないに越したことはありません。イヤホンをして自転車にのる際は、音量に注意して下さい。
任意保険の紹介
任意保険について、ひとつの方法と、ネット申し込みができるふたつのサイトを紹介します。自転車保険は、紹介しきれないくらい沢山有りますので、下の検索ボタンで検索してみて下さい。
自動車任意保険に付帯させる
自分自身、もしくは親が自動車を持っている場合は、自動車の任意保険に、自転車の事故賠償も自動車保険で保証する付帯サービスを追加することができます。
必ず補償内容を確認
補償の内容は、自動車の内容と全く同じだったり、別途自転車専用の補償内容だったりしますので、電話などをするか、資料を取り寄せるかして、必ず補償内容を確認して下さい。
Googleで検索してみる
ネットで簡単に申し込める保険をふたつ紹介しますが、このふたついがいにも沢山あります。他の保険についてもっと調べたい方は、下の検索ボタンを押してGoogle検索してみてください。au損保など、沢山出てきます。
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Rakuten 超かんたん保険
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