ロードバイクで東京湾一周(ワンイチ)してみた (東京、神奈川、千葉)

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コース・ルート

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南関東在住のローディーかつロングライダーの、ひとつの目標とされている。東京湾一周を、私も走ってみました。

交通規則等の法令・ルール遵守をお願いします。
記事中にも書いていますが、各所に走りづらい道があります。全て実走した所を記事にしてますが、記事で紹介したルートを推奨・保証しているわけではありません。
もしこの記事を参考にされて走って、何らかの事象に遭遇、巻き込まれる等したとしても、自己責任でお願いします。
工事などで、通れない場合があります。記事の性質上、把握していても、敢えて書いていないこともあります。

ワンイチとは

東京湾を一周するルートです。

一周 約200km です。

細かい設定は、決まっていないようで、決まっていることは、、、
 1.東京湾をぐるり一周してスタート地点に戻る
 2.神奈川(久里浜) - 千葉(金谷)間は東京湾フェリーを利用
というこくらいのようです。

ルート・道路

殆どが、国道を走ることになります。

東京から反時計回りに走る形で書きます。

東京~神奈川

Google Map

国道1号、15号、133号、16号、134号がメインの道路になり、これらの国道から、ルートを選択します。挙げている国道全てを使って走るわけで訳ではなく、これらの中から選択して走ります。交通量などに合わせて、これらの周辺道路を走ることになります。

千葉~東京

Google Map

国道127号、465号、357号、14号がメインの道路になり、これらの国道から、ルートを選択します。挙げている国道全てを使って走るわけで訳ではなく、これらの中から選択して走ります。交通量などに合わせて、これらの周辺道路を走ることになります。

スポット・チェックポイント

チェックポイントというか、各地域の目印になりそうなスポットを紹介します。全てのポイントを全て通過するのでなく、挙げた中からいくつかのポイントを選択して走ることになります。

挙げたポイントの名称を覚えておくと、指示標識(青看板)の名称などの参考になり、多少走りやすくなると思います。

東京

江戸川・荒川
葛西臨海公園・木場公園
東京駅・皇居・日本橋
東京タワー・増上寺
品川駅

国道1号、15号

神奈川

多摩川・川崎駅・京急川崎駅
東神奈川駅・横浜駅・みなとみらい
磯子駅・新杉田駅
金沢八景・追浜駅
横須賀駅・米海軍横須賀基地
ペリー公園・久里浜港

国道15号、16号、133号、134号

千葉

金谷港・金谷漁港
君津公園
袖ヶ浦バスターミナル
蘇我駅
千葉ポートアリーナ・千葉ポートタワー
幕張メッセ・谷津干潟
東京ディズニーリゾート

国道127号、465号、357号、14号

走行時のポイント

交通ルール順守

道路標識

自転車進入禁止・走行禁止などの交通標識を、しっかり見ながら走りましょう。自転車進入禁止などのルールを守ることは、貴方の安全を守る第一歩になります。

自転車進入禁止のポイント

自転車進入禁止標識が出ている場所のポイントは、橋や地下道、トンネルです。見逃さないようにしましょう。

乗るフェリーを確認(2便)

出発する場所、時間、久里浜港(金谷港)までの距離などを勘案して、乗るフェリー予定の便を2便決めて下さい

私が走った時は、約1時間に1便でした。走る予定が決まったら、東京湾フェリーのサイトで時刻表を確認して、出発時間などを決めていきましょう。予定していたフェリーに乗れるかどうかで、予定が大きく左右されます。

当日も、休憩中などに時刻表を確認しましょう。機材繰りや人員確保(新型コロナ)の問題でダイヤが変わることがあります。「本日の運航ダイヤ」というページがあります。

東京湾フェリー

本日の運航ダイヤ
https://www.tokyowanferry.com/

写真などは最小限に

これは、走り切れるかどうか心配な人へのアドバイスです。

初心者・脱初心者

あなたが初心者 もしくは、脱初心者で、100km以上の距離をあまり走ったことがない、夜間走行の経験があまりないのであれば、写真撮影は最小限にした方がいいです。思い出作りに、各スポットで写真を撮りたい気持ちは、分かりますが、安全に完走することが一番の目的です。

「安全に完走する。」が目的であれば、明るいうちにできるだけ距離を走ることを勧めます。目的の便のフェリーに乗ることが、完走のひとつのポイントになります。前述の通り2便選び、それに乗れることが重要です。間に合わないと感じたなら、速度を無理に上げることは避けた方がいいです。後に響きます。港の近くまで行って、その周辺で写真撮影などをしましょう。

予定の2便とも逃した場合は、予定がかなり狂ってしまうことを覚悟しましょう。

後半は色々なこととの戦い

後半は、疲労感、時間(日没)など、様々な状況の中で走ることになります。写真撮影の優先順位は徐々に下がってきます。

開始時間・ペース配分

信号機

一番のポイントはフェリーです。できるだけ早く開始するのが吉です。自分が走れる速度と距離からどれくらいの時間に開始すればよいかが算出できると思います。その算出時間よりも、30分から1時間の余裕を持っておくといいです。

東京・神奈川はペースが上がらない

東京・神奈川は、そもそもスピードが上がりません。信号が多く、かなりの箇所で引っかかります。信号待ちの時間も長いので、巡航速度に比べて平均速度は落ちます。ストップ&ゴーをかなり繰り返すので、疲労が溜ります。無理に上げる必要はないと考えます。

千葉はペースを上げられる

千葉市内入る手前くらいまでは、かなり速度を上げられます。東京・神奈川区間で頑張るよりも、千葉区間で頑張った方が、体力的にも、速度的にも、時間的にも有利になります。

土日・祝日

東京駅出発の反時計回りなら、休日に実行するのがよいです。

早い時間に東京駅を出発すれば、東京駅付近、品川、川崎、横浜を走るときの自動車の量が少ないです。自転車走行帯が狭いエリアを、早い時間に走れれば、精神的に楽になります。更に休日であれば、休んでいる工場があるので、京浜工業地帯のトラックの量が少なくなります。

千葉エリアは、金谷港、アクアライン(木更津)付近は、観光地なので交通量は多いですが、道路の幅もそこそこあるので、走りやすいです。

リタイヤも考慮

あまり考えたくないことですが、DNFができるように、輪行袋を携行することをお勧めします。ルートの近くには、電車などが通っていて、リタイヤしやすいです。

180~200kmの距離なので、輪行袋を持たなくてもいいギリギリの距離でもあります。この記事を書いているときに思いついたので、私は、輪行袋を持たずに走りました。

実走

千葉

スタート地点

私の場合は、ディズニーがスタート地点です。スタートの時間が、午前4時過ぎでした。暗いので、前後のライトを点灯して走行しています。

東京

時間が早かったので、1時間位走ったところで、軽く補給しました。

東京駅

少し寄り道して、東京駅で撮影しました。この時の時間が、大体午前5時15分頃です。自動車は、殆ど走っていません。ライトは、まだ前後点灯しています。

信号につかまりまくりです。しかも、赤から青になるまでの時間も長く感じました。

神奈川

多摩川

多摩川まで来ました。だんだん目的の時間のフェリーに間に合うか怪しくなってきました。この先は、道をあまり分からないので、ルート確認にも時間を取られることになり、フェリーに乗船するまで、写真を撮っていません。

ツキイチさせて貰う

偶然、前に同じ方向(横浜駅)に走っていて、ペースもついていけそうだったので、「後ろについてもいいですか?」と声を掛けてOKして貰ったので、引いてもらいました。

最後に、ワンイチをしていることを話をして、「ありがとうございました!」と声を掛けて別れようとしたら、「頑張って!ご安全に!」と言ってくれました。引いてもらったことで、ここまでも、この後も頑張れました。

別れてから、コンビニで朝食を取りました。

明るくなってきたので、フロントライトは消灯しました。

フェリー1

ルート確認の回数が増える

横須賀、久里浜に入ると、スマホでルート確認をする回数が増えてきました。乗船予定のフェリー(1便目)の時間が近づいてきました。かなりギリギリです。だんだん疲労も溜ってきました。ひとつひとつは大したことがない坂なのですが、何個か登ったり、信号峠がじわりじわりと足に効いてきます。トンネルも走りづらかったです。

ほぼぴったりの時間に港に着いたので、間に合わなかったと思ったのですが、「行けますよ。チケット買ってきて下さい。」と言われ、予定していた1便目(9時台の便)に無事乗船できました。

クッション材が巻かれた柵にハンドルを掛けて、乗船中に使う物をバックから取り出して、ラウンジに移動しました。

フェリー2

アニメ ろんぐらいだぁす の主人公が迎えてくれました。ロードバイクを趣味としようと考えている人、ロングライドをしようと考えている人は、見ると勉強になるアニメです。

フェリー3

ここまでは、曇で気温もそれほど上がらず、走りやすかったです。足の疲労もかなりあり、腰も痛いです。金谷港につくまではラウンジで、セルフマッサージ&ストレッチをして過ごします。

再び千葉

金谷港

金谷港で写真を撮りました。空が明るくなり、気温が上がってきました。この周辺で昼食(魚介系)を食べたかったのですが、ちょっと早すぎました。もう少し走ってから、昼食にします。

エネルギ不足

千葉に入ってから、力が入らないので、補給・休憩をとりました。この後、力が入る様になったので、エネルギ不足だったようです。

金谷港からは体力との闘いだったので、これ以降は写真は撮ることができませんでした。

この後は、何度か走ったことがある道をつらつらと走りました。

にわか雨と集中豪雨

楽しみのひとつにしていた昼食は、お店は人が多かったこと、疲労だけでなくだんだんと胃腸も辛くなってきていたので、結局コンビニになりました。このあたりから、雲行きが怪しくなってきていて、にわか雨が降ったりしていました。昼食後、走って少し経ったら、集中豪雨に見舞われました。昼食はコンビニになるわ、土砂降りになるわで、踏んだり蹴ったりでした。

疲労困憊でしたが、日が沈む前に走り切れました。

携行品

普段と違う携行品は、以下の通りです。

  • モバイルバッテリ 2個
  • 充電ケーブル   2本

フェリーの中で、フロントライトとリアライトの充電をして、終わったらスマホの充電をしていました。

持って行けばよかったと思った物

今回は持って行きませんでしたが、持って行けばよかったものを書いておきます。

  • 反射ベスト

今回のスケジュールだと、夜間走行になったとしても時間的に少しだけ走ることになる、何度も走ったことがある道を走ることになる(歩道を走行可能な区間ほとんど)ので、失念していました。

今回の疲労について

最終的な疲労具合について、書いておきます。

  • 足(ふくらはぎと大腿四頭筋)が攣りそう
  • 腰が痛い
  • 両手薬指の痺れ
  • 手首の痛み
  • 左大胸筋の痙攣
  • 胃腸の疲れ

手の問題
手の痺れ、手首の痛みは、最近出てきている問題で、恐らくですが、体幹が弱いことで手に掛かる荷重が大きすぎるのだと思われます。

左大胸筋の痙攣
今回初めて経験しました。ICDの下にあるので、マッサージができずストレッチをして、ポカリを飲んで、自然に回復するのを待ちました。ドリンクは水だけ、補給が炭水化物に偏ってしまっていたのが問題だったと思われます。攣りそうになっている足にも言えることですが、塩分、ミネラル、マグネシウム等の補給不足だったと思います。

感想

準備不足感は否めなく、早い段階で足が売り切れてしまいました。品川区大井から久里浜港までは、走ったことが無い区間だったので、結構疲れました。知らない道を時間に追われて走る経験が不足していました。いい経験になりました。

レース指向ではありませんが、追い込む走りは、ちょこちょこやったほうがいいと感じました。

データ

ワンイチ実走

天 気 :曇りのち晴れ 所により雨
気 温 :平均25℃(20/35℃)
経過時間:約13時間
走行時間:約8.5時間
走行距離:約186km

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