どのマウントがいいのか、また、その選定方法等について調べてみました。兎に角、商品点数が多く、どれを選んだらいいか悩みます。ネット上では、「間違ったものを買ってしまった。」という、投稿もちらほら見ます。
レックマウントとは何なのかに知りたい場合は、後半に書いてあります。
おすすめのマウント

一番のオススメは「両持ちナロー Type 19」です。アームが短いタイプの「両持ちナロー Type 9」でもいいと思いますが、拡張性を考えると「Type 19」がオススメです。
3個以上のデバイスを付ける
両持ちタイプは、3個以上のデバイスが取り付けられる拡張性と(エアロハンドルを除く)一般的なドロップハンドルであれば、取り付けられる汎用性の高さが魅力です。
デバイス2個なら片持ちでもいい
上にサイコン、下にライトまたはカメラという、デバイス2個の組み合わせであれば、片持ちタイプでもいいと思います。片持ちタイプならレックマウント以外にも、K-Edgeなど選択肢は沢山あります。
選定方法
「両持ちナロー Type 19にサイコンを付ける」ときの選定方法について書いていきます。
ハンドル周りの寸法
ハンドルにクランプさせるサイズを決めるために、ハンドル周りを確認します。
「ステム幅」と「ハンドル径」を測定します。
カタログなどのデータか、ノギスを使って調べて下さい。
特に、エアロハンドル、ステム一体ハンドルは注意が必要です。幅や径など寸法をよく確認して下さい。詳しく知りたいひとはこちらから。

①ステム幅
ステム幅が45mm以下である必要があります。
ステム幅が約47mmの場合は、アームとヘッドパーツの間に、M5のワッシャー(厚み約1mm)を挟むことをメーカーが提案しています。もっと、厚みのあるスペーサーの使用については、走行中に緩まなければ、使用してOKだと思います。追加量に合わせてボルトも変更して下さい。重量のある大きいサイコンやライトを使用する場合は注意が必要です。
②ハンドル径
取り付けられるハンドルの径は、
35.0mm、31.8mm(標準)、26.0mm、25.4mm
があります。
商品によっては、31.8mmのみの場合もありますので注意が必要です。
アームの厚みは、片側6.2mmです。ハンドル径が合っていることに加えて、その径が6.2mm以上続いている必要があります。ハンドルの形状が途中で斜めになったりするのは、言うまでもなくNGです。
ノギスが無い場合の参考として
ハンドル径を外周長さに換算すると、
約110mm、約100mm、約81.6mm、約79.8mmです。
ハンドル径、26.0mmと25.4mmの外周差は2mm程度なので、見分けは難しそうですが、35.0mmと31.8mmの外周差は10mm程度あるので、区別出来そうです。
本来はノギスで測るべきですが、伸縮性のない糸でハンドル外周を測っても判断できるかもしれません。
ハンドル径に、ゴム、シム等のスペーサを挟んでの使用は推奨されていません。
本体の選定

右:両持ちナロータイプ
測定が終わったら、次に、本体を選びます。メインは、サイコンを付けるか、スマホを付けるかになると思います。アームは共通で、ヘッドパーツをなににするかになります。今回は、サイコンなので左の写真になります。
対応サイコン
持っている(購入予定)のサイコンに対応したヘッドパーツを選んで下さい。色々入っているタイプも販売されています。
対応サイコン
ガーミン | ワフー | ブライトン |
キャットアイ | レザイン | ジャイアント |
ポラール | シグマ | ステージス |
パイオニア | アトラス | エクスプローバ |
基本的なパーツ選定は以上です。次に、ライトやベルなど、様々な物を付けられるように「拡張パーツ」を選んでいきます。
対応ライト
主要なメーカーは対応しています。対応しているメーカーの一部を紹介します。
対応ライト
キャットアイ | レザイン | オーライト |
ナイトライダー | ムーン | オウルアイ |
ビービーボロー | サーファス | ドーサン |
サイゴライト | ジェントス |
トピーク用のラインナップはないようです。
アダプタがあるメーカーからライトを選ぶのがよく、キャットアイが無難な感じがします。
常に新商品の企画をしているようなので将来はラインナップされることもあるようです。
ベル、ライト等を付けるためのアクセサリが用意されています。用途に合わせて購入しましょう。
重量のあるサイコン、ライト
サイズの大きいサイコンは、重かったり、振動の力を大きくしたりして、サイコン本体やマウントの固定部が壊れる事例を、SNSで見ることがあります。
ストラップを使用
落下による破損や紛失を防ぐために、ストラップが付属していれば必ず使用して下さい。
拡張パーツ
様々な取付け方法ができます。互換性が高いのでレイアウトの変更が簡単にできます。部品点数が多く、その組み合わせは2万通り以上と言われています。
拡張アーム

左2番目:スマホ用[D-Arm-R+]
右2番目:サイクルコンピューター用
右端:ロングアーム
拡張アームは、31.8mm(標準アーム)専用の商品。購入注意です。
メインのヘッドパーツ以外に、カメラやスマートフォン、サイコンなどを追加して付けたい場合はダブル用ベースアダプターを選定して下さい。ステムの上あたりに取り付けられます。
写真右端にあるロングアームは、レックマウントプラスでは取扱いしていなようです。
アクセサリ

ライトやベル、カメラなどを付けるパーツを選べます。ハンドル周りを、スッキリさせることができます。

左2番目:下部アダプター
右2番目:ダブル用ベースアダプター
右端:ダブル用ベースアダプターGP変換
スマホを出し入れすることが多い人に

知らない道を走るときは、サイコンに地図を入れて確認するか、スマートフォンで確認するのどちらかで対応していると思います。
スマートフォンの場合、バックポケットに入れて、地図を確認する毎にそこから出して確認することになります。信号で止まっているときに確認したり、わざわざ止まって確認したりと意外と手間に感じることがあります。
スマートフォンケース

下のリンクでスマートフォンのケースを確認できます。
レックマウントとは
一応、レックマウントについても、簡単に書いておきたいと思います。
車、オートバイ、自転車にアクションカメラ、スマートフォン、サイクルコンピュータ等を取り付けるマウントを企画、設計、販売をしている国内メーカーのブランド名です。
メーカーサイトでの購入がオススメ
表題の通り、メーカーサイトでの購入がオススメです。トータル5,000円以上になれば、送料は無料になります。メーカーサイトは、わかりやすく説明されているので、間違えにくいです。ハンドル径、サイコンの選択がしやすいページレイアウトになっています。よく読めば購入ミスを、減らせると思います。
※ハンドル径、対象サイコン等の取り付けに必要な情報をよく確認して下さい。
マウントと関連部品
細かいパーツから始まって、、、

途中にサイコンマウントがあります。その下に付属部品が選べます。

マウントをクリックすると、、、ハンドルクランプ径とサイコンブランドを選択できます。

さらに、下に行くと、ライトのアダプターが選べます。

迷ったら相談
沢山の選択肢があってどう選んだらいいか分からないという方は「お問い合わせ」の「よくある質問」を確認してみて下さい。それでも分からない場合は、メールや電話で確認するといいと思います。
コメント