Yahoo!ニュースに、下記の様な記事が掲載されているのをみました。(リンクは掲載元のねとらぼです)どうしてもモヤモヤするので、なにがモヤモヤするのか考えてみました。
どんなはなしなのか
問題になっているのは、これです。ヘルプマークに酷似しています。
リンク切れ対策の為に、元記事の冒頭のみ引用させてもらいます。
11月末に発売される椎名林檎さんのオフィシャルリミックスアルバム「百薬の長」。その関連グッズが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似していると、Twitter上で批判の声が現れています。
ねとらぼ
販売サイトを見てみました。
公式サイトの限定品、購入特典のひとつのようです。マスク、ポーチ、カードケースのカードケースが上記の様なデザインになっています。カードケースだとすると、サイズもかなり近いと思われます。
因みに、ヘルプマークはこんな感じです。
念の為に持っています。見ての通り袋に入ったままです。本当に手助けが必要なひとが使うべきだと思うので、私は使っていません。使うかどうか迷う時期もありましたが、最終的には「今は使わない」という結論になりました。
外見では分からない人の為
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
東京都福祉保健局
5年以上前の話です。私が社会復帰に向けて、外出を増やしているときに、実際に付けている人を見かけました。私自身、外出にまだ不安があるときでした。付けるかどうか迷っていましたが、このときに、これは本当に必要な人が付けるべきだと思いました。
「援助や配慮が必要としている方」「配慮を必要としている」こういった人たちが付けるべきだと。だから、持ってはいますが、付けていません。
健常者だから考え付く
諸々調べて感じたのは、「あぁ。これは、健常者だから思いつくアイデアだなぁ。」です。そもそも、ヘルプマークがなんなのかすら知らないのかもしれません。一部の人が、おしゃれで付けているくらい思っていたのかもしれません。
馬鹿にしている?
デザイナーが知らなかったとしても、リリースまでに多くの人がこのデザインをチェックしたり、目にしているはずです。林檎さんだって見てるかと。。。ひとりくらいは、ヘルプマークを知っていたと思います。
個人の感想ですが、「こんなマークを持っていても、誰も配慮なんてするわけないじゃん。」と、間接的に言われているように感じます。大袈裟に言えば、この存在意義を馬鹿にしているとさえ。
モヤモヤしていたポイントは、これだったようです。
回収するべきかどうか
回収するべきだろ。と、言う話が出ています。
発売日はまだ先のようなので、回収するべきかと思います。
発売してたら回収しなくていいっていう考えなの?と、言われると、コメントしづらいです。完全に回収できるの?という疑問があります。悪意を持って利用する人は、限定的かとも思います。
なによりも、こういったものを生み出さないのが、一番だと思います。(お察しください。)
ヘルプマークが、適切に活用されます様に。
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