関東では有名なサイクリングロードです。さいたまクリテリウムが開催されると、海外の招待選手が調整で、荒サイを走っているという目撃情報をSNS上で目にします。端から端まで走ろうとするとそれなりの距離になります。
コース概要
埼玉県、山梨県、長野県の三県が境を接する甲武信ヶ岳に源を発し、秩父山地の水を集めながら秩父盆地まで東に流れる。秩父盆地から長瀞渓谷まで北に、その先は東に流れて大里郡寄居町で関東平野に出る。熊谷市で南南東に向きを変え、川越市で入間川を併せる。戸田市から再び東流、埼玉・東京の都県境を流れ、北区の新岩淵水門で隅田川を分ける。その後、足立区で向きを変えて再び南流し、江東区と江戸川区の区境で東京湾に注ぐ。
Wikipediaより
距離があるので分割したいと思います。上流の起点を「彩湖・道満グリーンパーク」にします。行ったことがありませんが、彩湖から更に上流の熊谷あたりまで行けるようです。
特に何も明言していない場合は、下流(河口)から上流に遡上する形で書いています。
右岸
バイク侵入防止柵はあるものの、道路は舗装されていて走りやすいです。左岸に比べて人出が多い様に感じます。
上流 :彩湖・道満グリーンパーク(左岸)
・左岸にありますが右岸からも簡単にアクセスできます。
下流 :新砂 船着場
距離 :約50km
右岸にアクセスできる一番河口側の場所は、「清砂大橋」の下です。
左岸より右岸の方が簡単
殆ど土手下を走って、道に沿って土手上を走る感じなので左岸に比べて簡単です。
主要休憩場所 ・スポット
右岸の休憩場所の殆どが水門です。当然サイクルラックやお手洗いはありません。お手洗いはグランドなどにあります。コース上に自販機などの補給できるものの設置はされていないので、補給するには街に出る必要があります。自販機であれば、日暮里舎人ライナー「足立小台駅」(ケーズデンキ)が、近くて分かりやすいです。
荒川ロックゲート
堀切駅・墨田緊急用船着場
サイクルラック無
スペースがうまく取れずマップ上に描けませんでしたが、堀切駅手前の右手に「墨田緊急用船着場」があります。
岩淵水門
朝霞水門
右岸から彩湖(左岸)へ行く方法
右岸から、彩湖の近くにある橋を使って左岸へ出る方法は、以下の二通りです。実走動画を作りましたので、そちらを見てもらうと分かると思います。笹目橋の動画は、下に貼ってある動画の概要欄から見ることができます。どっちらも未舗装路を走っています。
国道17号 笹目橋
「首都高5号池袋線」横の「国道17号(笹目橋)」を使って左岸に渡ると、直接左岸のサイクリングロードにアクセスできるようになっています。
秋ヶ瀬橋
もう一ヶ所は、一度彩湖を越えて「朝霞水門」の先にある「秋ヶ瀬橋」を渡って「昭和水門」からアクセスできます。
実走動画
左岸
首都高中央環状線は荒川左岸に平行に走っていて、首都高高架の為に土手が補強されて柱が立っていたりします。綾瀬川や中川など荒川の支川が、並行して流れています。右岸と同じように、バイク侵入防止柵はあるものの、道路は舗装されていて走りやすいです。
上流 :彩湖・道満グリーンパーク
下流 :臨海 緊急用船着き場
距離 :約40km
左岸にアクセスできる一番河口側の場所は、「葛西橋」です。
左岸は少し複雑
左岸は道を間違えると、行き止まりになっていたり、砂利道に出てしまったりして少し複雑です。キッチンとれたてから三領水門までのルートが複雑になっていきます。
主要休憩場所 ・スポット
右岸と同じように、休憩場所の殆どが水門です。お手洗いはグランドです。「荒川・扇河川健康公園」に自販機が、キッチンとれたてに軽食・自販機があって、営業中であれば利用できます。
中央環状線下補強土手
綾瀬水門
荒川・扇河川健康公園
サイクルラック無
ゴルフ練習場に自動販売機があります。
キッチンとれたて
サイクルラック有
実走動画
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